肩こりは、以前であれば加齢によるものが多かったですが、最近は生活習慣によるものが多い傾向にあります。肩こりに悩まされている人が多いのが現状です。この記事では、肩こりの原因について解説した後で、コルギと肩こりの関係について解説していきます。
肩こりに悩まされる人が増えている
近年、肩こりに悩まされている人が増えてきています。肩こりは、腰痛や花粉症と同様に、国民病といわれるほどです。日常生活に悪い影響をおよぼさないのであれば、別段どこかで治療を受ける必要がないと思われています。
別に治療を受ける必要がないと思われている節があるため、治療を後回しにする傾向があるということです。治療を後回しにしている状態は、常に肩こりに悩まされている結果になり、それにより生活の質が低下します。肩こりを放置しないで、適切に治療を受けたほうがよいでしょう。
首や肩周りの筋肉で重い頭と腕を支えている
首や肩周りの筋肉は、頭と腕を支えています。日頃から頭と腕を支えていますので、かなり肩に負担をかけています。デスクワークで背中が丸まっていたり、椅子に座るときの姿勢が悪かったり、片側の肩に負担をかけたりすると、肩は常に緊張状態を強いられていることになります。
肩が緊張状態になるということは、それだけ疲労感が出るので、老廃物が溜まりやすくなります。老廃物がそこに溜まってくると次第に筋肉が硬くなり、筋肉のコリや肩の痛みとなって現れ、肩こりといわれる症状になります。血行不良になると、さらに肩周りの筋肉が硬くなるなどの悪循環に陥るでしょう。
肩こりを放置するとほかのところに影響が出てくる
肩こりは、肩の痛みだけでなく、慢性的な頭痛や睡眠不足にもつながってきます。日常生活を送る上で支障が出てきているならば、早めに対処しましょう。
単に肩がこっているだけであれば、身体に影響を与えるほどではありませんが、慢性的な肩こりになってくると、その部分の血流が悪くなって老廃物が溜まってきますから、次第にほかの部位にも影響が出てきます。ほかの部位に影響が出てきたときは、肩こりを治療するサインだと認識した上で、すぐに改善を図るようにしてください。
肩こりは整形外科に行ってもなかなか治らない
肩こりで困っているからといって整形外科に行ったとしても、なかなか改善しないという声があります。たしかに整形外科の治療で改善できれば一番理想的ですが、そういう治療で改善を図るのは、とても難しいでしょう。
椎間板ヘルニアや心筋梗塞などが原因になっているならば、それを医療機関で治療することにより肩こりの解消につながります。しかし、一般的に診断を行っても肩こりの原因がはっきりしないことが多いので、原因がはっきりしないものを医療機関で治療するのはとても難しいことです。痛みをおさえる薬を出すという対処療法にならざるを得ません。
多くの場合は生活習慣に起因し、慢性的に起きるので、その場合はコリをほぐしたり、運動をしたりするなどのセルフケアが重要になります。整体やコルギなどの手技を用いて治療を行うのも、ひとつの手です。
肩甲骨をほぐしていくことで肩こりの改善につなげよう
整体やコルギなどの手技を用いて治療を行って行くときに、肩こりの原因になっている肩甲骨周りをほぐしていかないといけません。この部分がカチンコチンに硬くなっているがゆえに、身体に影響が出てきているといえます。肩甲骨周りのコリがずっと残っているので、慢性的に肩こりの症状が出るのです。
肩こりを解消するためには、肩周りだけをマッサージしても効果はなく、肩甲骨周りのマッサージが必要になります。慢性的な肩こりの原因は、肩甲骨周りや背中全体にコリがあるからです。肩甲骨周りが硬くなっていると肩の動きが悪くなるので、肩甲骨周りからアプローチをすることが大切です。肩甲骨からしっかりとほぐしていくことで、次第に肩こりの解消につながっていきます。
肩こりにもコルギが効果的
コルギといえば、小顔や美脚になるために施術を行うイメージがあるかもしれませんが、実は肩こりの改善にも効果があります。コルギの手技により肩甲骨にアプローチを行うことで、老廃物をリンパに流すことができ、その周りのコリを和らげることが可能です。
通常のマッサージや整体であれば、あくまで表面的なところの施術に過ぎませんが、コルギであれば肩甲骨の深部にもアプローチをして、老廃物を流してくれます。リンパの流れがよくなることで、肩こりの解消にもつながっていきます。セルフでコルギを行う場合であっても、しっかりと肩甲骨に対して施術を行うことで、肩こりを解消することが可能です。
まとめ
肩こりの原因は肩甲骨が凝り固まっていることにあります。日頃から悪い姿勢でいることで、肩が常に緊張状態を強いられて、肩甲骨のコリにつながります。肩甲骨がこっている状態は、肩のみならず頭痛などにもつながるので、早めに肩こりを解消するようにしましょう。
肩こりを解消するためのコルギは、セルフでもグッズを用いて行えます。そのときに、しっかりと肩甲骨をほぐすことを意識してみましょう。肩甲骨をほぐすことで次第に肩こりの解消につながりますので、積極的にトライしてみてください。
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