顔のむくみが気になっていませんか?顔のむくみは、物理的に顔が広がって見えるようになってしまいます。道を歩いて角を曲がったところで人に驚かれる、マッサージをお願いしたら頼んでもいないのにむくみが効くマッサージをしてくる、などなど、あまりよい印象は感じにくいでしょう。
顔のむくみを改善するために美容整骨は怖いと感じる人向けに、最近はコルギが流行しています。今回は、コルギについて紹介していきます。
そもそもコルギってなに?
コルギとは、韓国から日本にやってきた美容施術のことです。日本語で書くと「骨気」という表現になり印象が悪いため、韓国語のまま伝わっています。
マッサージは肌の表面をさすって、筋肉やリンパを刺激し水分や血流の改善を行います。一方コルギは、肌を刺激するのではなく、骨を直接刺激するのです。直接刺激することによって顔の土台自体が動き、骨を矯正するというものです。
実際のコルギの施術
では実際にコルギは、どのような施術を行っていくか紹介します。
コルギの施術の流れ1:カルテの記入
まずはカルテを記入します。書き込む内容は、日付や氏名、現住所や連絡先などが必須事項です。その後に、改善したい部位や病歴、服用薬や生活習慣など、病院で聞くような内容がほとんどです。しかし、最後に以下のような注意書きが書かれています。
「コルギ施術後まれに体質等により少し腫れが出る場合があります。通常2~3日で治りますが、このような可能性があることをご了承いただけますか。」
また、美容整形を受けている人は顔の骨がずれる可能性もあるため、施術拒否されます。皮膚の状態が悪化しているときも施術拒否されますので、必ず状態を確認しましょう。
コルギの施術の流れ2:顔にスチームを当てる
施術をはじめる前に、まずは顔にスチームを当てます。こうすることで顔の毛穴を開け、顔の汚れを落とせ、施術効果を上げられるのです。その後は施術の潤滑剤としてクリームを顔に塗って、準備が完了します。
コルギの施術の流れ3:骨に圧をかけて刺激する
ここから骨に圧力を加えて、骨を動かしていきます。韓国伝統の美容方法で顔の凝った筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを改善するのです。このとき、代謝が落ちていると、かなり強い痛みを感じます。
思わず力をいれてしまう方はもちろん多いのですが、これはむしろ逆効果です。余計に痛みを感じることになりますので、やめておいたほうがよいでしょう。
コルギの施術の流れ4:美容用の石膏パックを塗る
施術完了後、顔にガーゼを付けられ美容用の石膏パックを塗ります。この工程は、美容パックの美容成分を浸透させるために行うのです。その間に、サロンによってはヘッドマッサージを施術します。
コルギを受けたほうがよい方
コルギを受けたほうがよい人は、顔がむくんでいる方です。そもそも顔がむくんでいる原因の多くは、顔に老廃物が溜まっているために起こります。顔に老廃物が溜まっていると血流が悪化し、循環効率が悪化するのです。その結果、体に水分が溜まりやすくなり、顔が膨らんでいきます。この顔に水分が溜まることこそが、むくみの原因です。とくにお酒に含まれているアルコールは、原因となりやすいものです。
コルギでは顔の老廃物を除去し、血流を改善することで、むくみを除去する効果が期待されています。一回の施術で7~10日ほど効果が持続するようになっていき、受ければ受けるほど効果が継続します。
コルギを受けると顔が腫れるって本当?
腫れる可能性があるのは事実です。具体的には、顔に赤みや痛みが出るようになります。この腫れや痛みは、どこのサロンにいっても起きる可能性があります。通常2~3日で腫れや痛みは引きますが、3日以上たっても腫れがひかない場合は、以下のことを行いましょう。
腫れが引かなかったときに行うこと1:サロンへ連絡
施術を受けたサロンに、速やかに連絡をいれましょう。きちんとしているサロンでしたら、きっちり対応をしてくれます。しかし、まともに対応してくれないサロンも存在します。そういったサロンは、同意書に、「腫れた場合でも責任は負いません」と内容が記載されていることがほとんどです。責任をとってくれないサロンは避けるようにしましょう。
腫れが引かなかったときに行うこと2:腫れている部分を冷やす
腫れてしまっている部位は、炎症を起こしています。そのため、保冷剤や氷枕などで患部を冷やして、様子をみましょう。腫れが引いてくるようでしたらそのままでよいのですが、腫れが悪化する場合は、整形外科を受診しましょう。骨に異常が出ている可能性もあるためです。
まとめ
コルギは、顔のむくみをとるのに最適な美容方法です。しかし、骨に圧をかけて刺激を与えることで筋肉のコリや老廃物の除去かける方法であるため、負荷がかかります。とくにぴっちりと隙間がほとんどない骨に圧をかけるため、腫れや赤みがでる可能性があります。
サロンでコルギを受ける場合にはサロン側でケアをしてくれますが、セルフでグッズなどを使ってコルギを行う場合には、腫れや赤みなどに気をつけながら、必要以上の負荷を与えないように慎重に行いましょう。
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